パリ花留学 フラワーレッスン編①

パリ花留学から帰ってまいりました。
あー本当に楽しく素敵な時間でした!!
まだパリの余韻にひたっております。

留学中に学んだお花のことや
見たこと聞いたこと、
経験したことたくさんあるので
懐かしみながら何回かに分けて
ご報告していきたいと思います。

街自体が芸術品のように美しいパリ
見るものすべてが優雅で
美しく洗練されていました。

たった2週間の滞在でしたが
お花のレッスンにホテル装花巡り、
美術館巡りと、芸術三昧の
幸せな時間でした。


それにしてもこんなところにずっと
住んでたら美意識が半端なく
鍛えられそう!

パリでは日本から予約した
2人の先生のレッスンと、
パリで予約したフランス人の
フローリストのレッスンを
2つ受講しました。

本日はそのうちのひとつ、
パリの郊外の町ランブイエ<
シェライユ村に住む
ファーマーズフローリストの
西田啓子先生の一日レッスンの
様子をお伝えします。

パリから電車で40分
駅から車で約20分、
歴代の王族が狩りに出かけたという
ランブイエの森を抜けると
のどかなシェライユ村が
見えてきました。

広大な農園にのびのびと
育つ草花たち。
アトリエに着くとまずはすぐ
先生と一緒に農園散策をして
本日のレッスンで使うお花を
採取します。

実はこの散策が、
西田先生の重要なフラワーアレンジメントの
授業のひとつ。
というのも先生の美しい
フラワーアレンジメントは、
草花の生え方、伸び方、風に揺らぐ様子から
インスピレーションを得るそうです。


摘み取った草花を持ち帰りアトリエへ。


午前中はブーケ制作です。
大きな野ばらの枝と摘んだ数種類のバラ、
立派なアジサイとグラミネや
季節の草花も合わせて
大きなブーケを作りました。

お昼は農園のご夫婦が作ってくださった
農園の野菜たっぷりのお昼ごはんとワイン。
野菜たっぷりのマリネに温かいスープと
フランスパン、息子さんが作ったワイン。

9月後半ですがもう肌寒く、
私が寒がっていたら薪ストーブのすぐそばに
お食事をご用意してくださいました。
どれも最高の美味しさでした!

暖かい薪ストーブの傍での
先生とのおしゃべりも楽しく
尽きなかったのですが、
午後からはもうひとつ、
オアシス(フラワースポンジ)を使わない
アレンジメントの制作をしました。

束ねたアイビーのつるを平らな花瓶に入れ
そこに草花を挿していくというスタイル。


まずは大きいもので形作り大体の
フォルムが作れたらバランスを
見ながらお花を挿していきます。
全体を見ながら伸びやかに
生き生きと。
多方面から美しく見えるよう、
特にテーブルに座った時に目に入る
側面の美しさにも配慮する必要性を
しっかりと教えていただきました。


お花の美しさにうっとりして
何枚も写真を撮っていると、
農園の奥様がお茶と自家製コンポート、
なんとなんとアップルパイまで
焼いてくださって、
美味しいコーヒーと一緒に
焼きたてのパイで素敵なティータイム。

私は夢の世界に迷い込んでしまったの?
というくらい心地よく幸せな
一日を過ごさせていただきました。

西田先生、農園のご夫婦、
シェライユの草花たちに
こころから感謝です。
ありがとうございました。

Fleruriste Ville
フルリストヴィレ
オーダーメイドフラワー専門花店

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