色合わせのポイント その1
【同系色】
お花を自分で素敵に飾りたいけど、
どうしたらいいのか分からない~と
思っている方は是非ご覧くださいね。
今日は一番簡単で素敵なお花の色合わせ、
同系色の色合わせについて
お話します。
まず簡単に色の説明から。
すべての色を単純化して
図に表したものを
色相環と呼びます
(上の図)。
色の勉強をするときに
最初に登場する表ですが、
12個のブロックに分かれた、
一つのブロックの色、
例えば黄色、赤、紫、青、の
一つのカラーの範囲に納まる色は
同系色といいます。
一つのブロックに納まる色合いの色、
同系色のみのお花を一緒に合わせると
どう合わせても色合わせは
上手くいきます。
それが今日のテーマ、
同系色の色合わせ。
![](https://fleuriste-ville.com/wp-content/uploads/2024/06/20220802152201_IMG_0961-1-01-769x1024.jpeg)
深紅の薔薇と赤っぽいカーネーション、
水色のデルフィニュームと
薄水色のブルースター、
青緑や深緑など様々な色合いの
グリーン同士など、
同じような色を合わせると
何本合わせても美しく調和します。
一つのブロックに納まる色、
といっても同じ赤でも実は、
たくさんの色味や濃度があります。
(下の図の青いペンで囲った範囲は
全部赤の同系色です。)
![](https://fleuriste-ville.com/wp-content/uploads/2024/07/1960106-2-1024x1024.png)
そして観察してみてください、
赤いお花と一言で言っても
花の数だけ色味や濃度が違います。
その違う色合いなんだけど
おなじ色のグループのお花を
一緒に合わせることにより、
一本では醸し出せない奥行やニュアンス、
調和の美しさを出すことが
簡単にできるのです。
同系色の花合わせは、
実は簡単でありながらとっても
素敵になる色合わせなのです。
お花屋さんの店先で、
例えば様々なピンク色のお花と
少しの葉っぱものを買って
一緒に花瓶に入れてみてください。
それだけでとっても素敵な
ブーケになるはず!
簡単なので皆さんも
是非試してみてくださいね。
次回は同系色のもう
ワンステップ上の、
類似色の色合わせについて
お話ししようと思います、
お楽しみに♪
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