切り花を長持ちさせる5つの方法 その2

切り花には種類によって、
花持ち(きれいに咲いている期間)に
大きな差があります。
どんなに水を替えても2,3日で
ダメになってしまうものもあれば、
ほったらかしにしていても
1週間、2週間と
長持ちするものもあります。
せっかく飾るのだから
好きなお花を選ぶことは
重要なことですが、
長く楽しむことを
優先させたいときには、
長持ちする種類を選んでみるのも、
花のある暮らしを楽しむ上で
ひとつのよい方法だと思います。
そこで今日は、
長い間お花に携わってきた
フラワーコーディネーターの
私が選ぶ、
長持ちするお花の種類を
5つお伝えしようと思います。

ベスト1 カーネーション

旬は5月頃ですが
一年中手に入りやすく、
色んな色合いのお花があり、
寒い時期も暑い時期も
長くきれいに咲いてくれます。
シンプルなフォルムと
幅広い色味で他のお花とも
調和しやすくて、
長持ちお花の優等生だと思います。

ベスト2 菊類

菊類と聞くと、
お墓やお仏壇などへの
お供えのお花のイメージが強く
インテリアには向かないお花だと
思われがちですが、
実は様々なかたちや色の
可愛い品種もたくさん
売られています。
これが菊?というような
バラに似た華やかなお花や、
まるくてかわいらしい
形状のものなど、
多種多様の菊のお花があり、
仏花に留めたままでは勿体ないので
私は積極的にアレンジメントに
取り入れています。

その菊の最大の長所が、
丈夫で持ちがよいということ。
さすがお供え花出身と
いうことだけあって
とにかく長持ちします。

飾るときのポイントは
他のお花と組み合わせること。
他の品種の花と合わせることで
菊のお供えイメージが払拭され
本来の美しさが引き立ちます。
皆さんも花屋さんでかわいい
自分好みの菊を
探してみてくださいね。

ベスト3 バラ類

長持ち花ベスト3はバラ類。
ただし寒い時期のバラ類に限ります。
寒い時期のバラは
つぼみの開く速度が遅くなり、
開ききるまで咲くので
とても長持ちします。
野生のバラの旬は5月から6月。
その時期のバラは特に美しいので
当店でもよく使うのですが、
冬場のバラは長持ちさせたいときに
当店ではよく使います。
逆に夏場のバラはすぐに開いて
枯れてしまうのでご注意ください。

ベスト4 ユリ類 

ユリは気品高く華やかで
美しい花ですが、
バラと同様つぼみが開くのに
時間を要するので
花持ちの良い種類の一つといえます。
つぼみがゆっくりと開いて満開になり
散っていく様子を眺めるのも
瞬間瞬間の美しさを味わえて
一興だとおもいます。

ベスト5 トルコキキョウ

年中手に入れやすく
季節を問わず長持ちします。
菊やカーネーションに比べると
花持ちは短いですが、
冬場のバラやユリと同じくらい
夏場でもキレイに咲き続けます。
品種改良で色んな色や形のものが
出回っており
華やかで美しい上に長持ちする、
とてもコスパの良いお花です。

以上長持ちする5種類の
お花をご紹介しました。
お花を選ぶときの
参考にしてみてくださいね。
皆さんのお花のある暮らしが
一層充実しますように。

次回は買ってきたお花を長持ちさせる
お手入れ法について
お伝えしたいとおもいます。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。

Fleuriste ville
フルリストヴィレ
季節のお花と自家栽培ハーブのお店   

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

広島市南区にあるフラワーアレンジメント教室です。
お花のお届けもしております。
季節の新鮮なお花やハーブを取り扱っています。

コメント

コメントする

目次
閉じる